知っておきたいレーシック基本情報

術後の定期検診・再手術

○ 手術後の注意事項

 手術後はしばらく瞳孔が開いた状態が続きます。個人差がありますが、4~5時間ぐらいはしっかり眼を開けていられないこともあります。もちろん車の運転などできません。帰宅にはバスや電車、タクシーといった交通機関を利用しますが、それでも目が十分開かなくてバスの昇降の際に転んだという例もあります。あわてて帰らなくて済むよう手術後には十分時間の余裕をみておいてください。サングラスの準備なども有効な場合があります。
 なお、医師からも指示されると思いますが術後1ヶ月程度は眼に強い衝撃を与えたり手でこすったりしないような注意が必要です。術後回復用のコンタクトレンズの着用などの諸条件は手術当日以前にクリニックに確認し、対応できるよう準備しておきましょう。

 また、術後には

  • 1. 手術直後診察…角膜の状態を確認
  • 2. 翌日、1~2週間後、1~数か月後…回復具合を確認する術後検診(定期検査)

が行われます。非常に重要な検査ですので、術後に何も問題を感じなかった場合でも必ず通院するようにしてください。詳しくは「アフターケアの重要性」で確認いただけます。なお術後検診のタイムスパンや回数はクリニックによって異なります。クリニックによっては5年、10年といった長期の検診を設けている場合もありますので、確認しておいてください。