知っておきたいレーシック基本情報

アマリスZレーシック

○ 「アマリス」の実力

 アマリスZレーシックは品川近視クリニックの提供する高級レーシックの施術コース名です。
アマリスZレーシックの特長は、名称の由来ともなっている「アマリス(Amaris)」という機器を使用する点です。アマリスはドイツ・Schwind社製のエキシマレーザーで、1秒間に1050回という頻度で眼の動きを測定しながらレーザー照射を行うため、手術中に患者が眼を動かしてしまうことによるレーザー照射のズレをほとんどおこさずに済むという長所があります。
 アマリスのもう一つの「売り」は、眼の動きを検知する際に7次元で認識します。眼の上下左右の動きはもちろん、どんな方向にどんな角度で動いても検知できる上、瞳孔の大きさまで認識してくれるといいます。この7次元認識機能はエキシマレーザーでは世界初ということで、他のレーシックとの違いを強調するため、品川近視クリニックでは「アマリスZレーシック」という名称をつけて差別化をはかっています。

○ 「自然な見え方」の追求

 アマリスには他にもいくつかの優れた点があります。
 強弱2段階のレーザー照射で、角膜の施術面をより滑らかに仕上げる技術や、常に180度反対の方向にレーザーを照射することで熱の発生を抑え角膜に負担を与えない技術、手術後に高次収差(わずかな角膜の歪み)を生じさせないようレーザーを照射する「アベレーションフリープログラム(Aberration-Free™ Program)」の採用などで、よりクリアで自然な見え方のレーシックを追求しています。

○ 「Z」とは何か

 品川近視クリニックでは、フラップの作成にスイスのZiemer社が「Femto-LDV」という機器を使用しています。この機器はレーザー照射のエネルギーが小さく、角膜の周辺組織に与えるダメージが少ないため角膜表皮の再生がすみやかで痛みも少なく、炎症の発生を防ぐなどのメリットがあります。Femto-LDVを使用したレーシックはZiemer社の頭文字をとって「Zレーシック」と呼ばれていたため、それに「アマリス」の名称を加えた「アマリスZレーシック」が登場したというわけです。つまり「アマリスZレーシックとはアマリスとFemto-LDVを使用したレーシック」という意味になっています。

○ 最高級アマリスZレーシック

 アマリスZレーシックには、より最新の設備を使用する「最高級アマリスZレーシック」というコースも用意されています。
フラップの作成にはZiemer社の「Femto-LDVクリスタルライン」という新機種が導入され、より精度の高いフラップが作成できるようになり、エキシマレーザーには「アマリス750S」という新機種が導入され、レーザーの照射スピードがバージョンアップしたために照射時間を短縮でき、角膜への負担がさらに軽くなったというものです。