知っておきたいレーシック基本情報

レーシック手術の流れ

○レーシック手術の流れ

 レーシック手術の大まかな流れは、

  • 1 クリニックの選択
  • 2 適応検査
  • 3 レーシック手術を受けるクリニックの選択
  • 4 手術後のケア
  • 5 定期健診

ということになります。
 ここでは、レーシックを受けるにあたり一番重要なクリニックの選択について説明しましょう。その他の具体的な流れはそれぞれに別のページで解説します。

○クリニックの選択

 どんなクリニックでも、自分の技術や経験、設備に強い自信を持っています。しかし、あなたの意向を確かめず一方的に得意な施術を勧めてくるクリニックは困りものです。
 眼の見え方とは非常に繊細なもの。せっかく視力が向上しても、左右の眼の見え方にわずかでもアンバランスがあると脳の疲れや心理的な悪影響などの副作用が残ります。(これはレーシック手術そのものの副作用ではありません。医師と患者のコミュニケーション不足が招くトラブルです)
 患者ひとりひとりの眼の微妙な状態の違いを十分に調べ、「あなたの眼にどのような施術を施すべきか」を一緒に考えてくれる、とことん話し合えるクリニックを選びましょう。

○「セカンドオピニオン」の重要性

 「セカンドオピニオン」とは、主治医以外の専門家の意見を求めることです。一人の医師の意見だけを鵜呑みにするのではなく、別の医師の意見も聞いてみて客観的に施術への理解を深め、納得してレーシック手術を受けたほうがよいのではないか、ということです。
 たとえばイントラレーシックを得意とするクリニックでイントラレーシックを勧められた場合でも、セカンドオピニオンによって「あなたの角膜は薄いので、万が一再手術になった場合、時間はかかるがエピレーシックの方が安心かもしれない」といった客観的意見を求めることもできるのです。
 そういう意味では、得意とする術式の異なるクリニックで二回(あるいは納得いくまで何回でも)適正検査を受けてみるのもよいかもしれません。