知っておきたいレーシック基本情報

手術直後の生活

○ レーシック直後の生活上の注意点

 レーシックは眼の手術ですから、手術直後はしばらくものが見えにくかったり、眼に違和感が残ったりということがあります。手術の翌日には翌日検診が行われますが、その頃までにはある程度眼も回復しており、注意を守ればほぼ普通に日常生活が送れます。

○ 手術当日~翌日の注意点

 レーシックの直後はまだ角膜上皮のフラップ跡が安定していません。眼をまぶたの上からでもこすったり、眼に水を入れるようなことはしなでください。細かい注意はクリニックでされると思われますが、レーシックに関するトラブルの多くは手術時ではなく手術直後の注意点を守らなかったため角膜が感染症に冒されたり、フラップがズレる・歪むなどで発生します。
 入浴やシャワーについてもクリニックから指示があると思いますが、一般的には当日からでも問題ないとされています。ただし眼に水が入ると感染症の原因になりますので、首から上は濡らさないようにしましょう。シャンプーも我慢して、髪や顔は濡れタオルなどで拭く程度にしておいた方がよいでしょう。
アイメイクは一週間程度控えてください。その他の部分の一般的な化粧は構いませんが、メイク落としの際などに眼に触れないよう注意が必要です。

○ 翌日検診について

 翌日検診は文字通り手術の翌日に行われます(1dayレーシックなど特殊なケースでは当日に時間をおいて行われることもあります)。
 これは手術後の眼の状態を見て快方に向かっているかどうかを確認する重要な検診ですから決して怠らないでください。何か問題があれば対応は早期であればあるほど回復がスムーズです。

○ コンタクトレンズ・サングラスなど

 クリニックによって若干の違いはありますが、手術後1週間程度は就寝時に眼を保護する眼帯や眼鏡が貸し出されることがあります。これは睡眠中に寝返りをうって眼が枕などにこすれたり、無意識に眼をいじったりしないようにするための保護具です。術式によっては角膜を保護するための特殊なコンタクトレンズが処方される場合もあります。このコンタクトは自分でつけはずしをせず、必ず医師の指示によって着脱してください。

 また同じく術後1週間程度は日中に眼に物がぶつかったり風でごみが眼に入ったりしないよう、サングラスやダテメガネなどを装着するように心がけましょう。