術式名がいろいろあるけれど?
○ 術式名がいろいろあるけれど?
レーシック手術にはいろいろな術式名がありますが、それぞれどのように違うのでしょうか。基本的に、「レーシック」と名前のつく手術は「目の表面の角膜の表面をはがし、『フラップ』というフタをこしらえ、その下の角膜本体をレーザー光線で削ることにより角膜の屈折率を変える」という原則は同じです。
○ 術式の違いと各クリニックの施術名称の違いは別
レーシックは施術の内容によっていくつかの名称がありますが、施術内容の分類とは別に各クリニックごとに独自の「○○レーシック」と名付けた施術があります。これは用いる器具の違いや、用いる器具の特性を活かすために施術にオリジナルの工夫を加えることで一種の「ブランド名」のように名づけられたものもあり、一部で混乱を招いていることもあります。
○ 施術名称の違いではなく施術の違いに注目!
クリニックはそれぞれ、自分の技術や設備、実績に自信を持っています。「当クリニックで施術を受けることが患者さんにとってベスト!」という自負を持っていることでしょう。しかし、実際に施術を受けるのはあなた自身なのです。 各クリニックの自負や自信は別として、あなたに最適な施術を受けられるのはどのクリニックなのか。このクリニックでは実際はどんな施術方式を得意としていて、それが自分の体質にピッタリなのかどうか。それを判断するのは、あなた自身でなくてはなりません。それには、各クリニックの得意とする施術の違いや、レーシック手術全般に対する知識を身につけておく必要があるのではないでしょうか。