適応検査を受けてみる
○ 適応検査では何をするの?
適応検査とは、あなたの眼がレーシックを受けるのにふさわしいかどうか、レーシックによってどの程度の視力改善が見込めるかといったことを調べる本格的な検査です。
数種類の角膜検査、網膜の状態を調べる眼底検査、眼圧検査、涙量検査などかなり多くの検査項目があります。2~4時間ぐらいかかる場合もあります
○ あなたがレーシック手術を受けられるかがわかる。
検査が終わると、続いて医師による診察が行われます。医師が直接角膜や水晶体、虹彩、網膜などの状態を診るのです。これらの結果に基づき、「レーシック手術をうけることができるかどうか、レーシックがあなたの視力矯正にもっとも適切な方法かどうか、角膜をどの程度削らなくてはならないか」といった説明が医師からなされるはずです。また、手術によって起こる合併症や後遺症に対する対応ついても不安であればこの場で確認しておきましょう。
これがいわゆる「インフォームドコンセント」というものですから、あなたはレーシックを受けるかどうかの判断を自信を持ってくだせるよう、徹底的に納得がいくまで医師と話し合ってください。
○ 適応検査時の注意事項
適応検査の際には、虹彩を開くための点眼薬が用いられるため、検査後数時間は周囲の光が非常にまぶしく感じられ、眼が見えにくい状態が続きます。サングラスなどを準備しておいたほうがよいでしょう。また足元も見えにくくなるため、段差などがよくわからなくなります。バスのステップから足を踏み外した人の例もありますので、検査後はしばらくの間安静にしているか、タクシーなどでの帰宅が望ましいでしょう。