手術費用ってどれくらい?
○レーシックの費用はどれくらいかかるの?
一般に、レーシック全体でかかる費用の内訳はざっと次のとおりです。クリニックによっては施術料金に一式で含まれているところもあれば個別に料金を設定しているところもあります。「施術料金の安さで契約したら、追加費用で結局高くついた」などということのないように契約前にしっかりチェックしてください。
- A.レーシック相談・適応検査費用
- B.手術費用
- C.術後定期検診費用
- D.追加手術費用
- E.保障期間延長オプション費用
- F.保護具・薬代
A……あなたの視力矯正にレーシックが有効かどうか、レーシックを受けられる体質かどうかなどの適応検査とレーシック施術全般に関する医師による正しい説明(インフォームドコンセント)が行われます。かなりの数のクリニックでは無料サービスを提供していますからそれを利用するとよいでしょう。なお、説明会などで行われる無料検査は簡易検査と呼ばれる簡単なもので適応検査とは精度が違います。
C……クリニックによって時期・回数が異なりますが、手術の翌日・1~数週間後・1~数か月後の3回は最低でも必要な検診にかかる費用です。医師に指示された検診は必ず受けましょう。怠ると重大な眼のトラブルを招く原因になる可能性があります。
D……手術後に再矯正などの手術が必要な場合にかかる費用です。あらかじめ手術費用に含んでいるクリニックが多いですが、格安コースなどでは別料金に設定されていることもあります。
E……一般に、レーシック手術では術後一定期間内に発生した眼の不具合について病院が保障期間を設けています。すぐに異常に気付きにくい不具合もありますから、保障は長期間の方が安心です。そこで保障期間を延長する有料オプションサービスを提供しているクリニックがあります。できれば最短でも1年以上設定することをお勧めします。
F……手術の内容によっては、術後にしばらく特殊な保護用コンタクトレンズなどが必要な場合があります。また点眼剤など術後にしばらく薬が必要な場合もあります。これらの費用も事前に確認しておきましょう。別料金となると健康保険はききませんから結構な負担になります。