クリニックを最終決定するときの質問
適応検査はそれなりに時間と手間のかかるものですからそんなにたくさんのクリニックを回ることはできないと思います。しかし、一回の適応検査だけで納得してしまわず、いくつかのクリニックで「セカンドオピニオン」に触れておくことは重要です。最低、タイプの違うクリニック2箇所で適応検査を受けることをお勧めします。同じ眼を調べて、検査による数値データはほぼ同じでも医師によって見解がどのくらい違うのかを知っておくことも大切です。どのクリニックでレーシックを受けるか迷った場合にはこの最終質問によってクリニックを決定することになります。
質問のポイント
- ・医師に対して、「もしもあなたが私と同じ眼の状態だったら今のタイミングでレーシックを受けますか?」と聞いてみましょう。もし医師が戸惑うようでしたら、次の質問をぶつけてみてください。
- ・「私がレーシックを受けるのに最適なクリニックはここだと思いますか? 思うのならば、その根拠を教えてください」
この2点の質問によって、医師の本心がある程度わかるはずです。YesかNoかというよりも、その医師の患者に対する誠意や、どれだけひとりひとりの患者の親身になって治療にあたっているかという姿勢がわかるからです。
なお、医師は患者の健康や命を預かる非常に責任の大きな仕事をしています。患者との信頼関係がなければ医療は成り立ちません。質問すべきことは遠慮なく質問すべきですが、心配だからといってむやみにネガティヴな質問ばかりぶつけたり、医師の技術や資質、クリニックの設備などを疑うような表現はすべきではありません。(例:もっと経験数の多い医師がよい・もっと最新の設備を持つクリニックがある、など)。お互いに良識と誠意あるコミュニケーションを心がけましょう。
クリニック訪問時に持参できるよう、質問シートも用意しました。
ぜひ、プリントアウトしてご活用ください。