レーシック選択のメリット
○ 日本は近視大国
近視は日本の国民病、といわれることがあります。日本の総人口のうちの約4,000万人が近視といわれ、つまり日本人の3人にひとりは近視ということになります。これは世界一の割合で、アメリカと比較してみると、アメリカの総人口は約3億1,000万人。このうち近視人口が約6,500万人ですから約20%となります。いかに日本は近視率が高いかがよくわかりますね。
さて、遠視や乱視も視力矯正が必要ですが、遠視の人は近視の人に比べて75分の1程度(自分で遠視と気づいていない場合も多いのでもう少し実数は多いでしょうが)、乱視の人は約970万人といわれていますが実際には近視と混在しているケースも多いので、何らかの屈折異常で視力矯正が必要な人はざっと4,500万人程度ではないでしょうか。(老眼を除く)
視力矯正といってまず思いつくのは眼鏡、そしてコンタクトレンズです。日本ではレーシックを受ける人は年間13万人とまだまだ少数派で、アメリカのように年間100万人を超えるほど普及するのはもうしばらく先の話でしょう。
○ どんな矯正法にもデメリットやリスクはあります。
眼鏡やコンタクトレンズに比べてレーシックは「外科手術だから…」「費用がかかるから…」「再生しない角膜を削るのはどうも…」と敬遠する人が多いようです。
費用面はさておき、レーシックは他の矯正法に比べて危険が多いのでしょうか?眼鏡やコンタクトレンズは一般に思われているほど安全なのでしょうか?
このことについて、すこし掘り下げて考えてみたいと思います。