知っておきたいレーシック基本情報(用語集)

視力

 広い意味では「眼で物体を識別する能力」全般を視力と呼びますが、一般に単に「視力」といった場合、「遠見視力」のみを示すことが多いようです。しかしレーシックに関連する意味で重要な視力には次のような種類があり、自分の眼の状態を正しく知るためにはこれらのさまざまな視力を総合的に理解しておく必要があります。
  • 1 「深視力」……遠近感や距離感をつかむ能力
  • 2 「中心視力・中心外視力」……眼の中心部の視力と周辺の視力
  • 3 「裸眼視力・矯正視力」……眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正器具を使用しない時の視力と使用している時の視力
  • 4 「片眼視力・両眼視力」……どちらか片目だけで見た時の視力と両目同時に見た時の視力
  • 5 「近見視力・遠見視力」……通常日本で行われている視力検査は5m離れた場所にある「ランドルト環(C状のマークが上下左右を向いている視力表)」を見て測定しますが、これでわかるのは「遠見視力」です。これに対し、同様の検査を眼から30cmの距離で測定するのが「近見視力」です。近視や遠視といった屈折異常がレーシックでどのように矯正されるのかを考える時、遠見視力だけを基準にすると思わぬ不具合が発生する可能性が高くなります。